続:地震保険

先日、保険会社から「地震保険の請求書」なるものが不動産経由で届いた。
保険の請求で必要な書類は、不動産の指示のもとにすでに提出済みである。その件は前のブログで書いた通り。

さっそく不動産に問い合わせたら「二ヶ月経って今頃来たんですよ」
とのこと。不動産の保険の担当者のお姉さんも困っているようだ。
しかも、「保険会社も急いでいるからすぐに出してください」とのこと。

書類を見ると、請求する為に必要な写真を撮る事。間取りを描き、どこに何があるかわかるように記載せよ。
写真の撮影方向を間取りに書き込め。写真に番号を書き込み、間取りと番号がわかるようにせよ。
破損品の名前と購入金額、メーカーや型式を書け。等々

はっきり言えば、ふざけた内容と言えます。

まず、送られてきた書類に関して、送ってきた時期が震災後2カ月を超えた時である点。
破損品なんてとっくに処分し終わってます(実は一部捨て忘れて残ってたりしますが)
また、状況が分かるように写真を撮れとの事ですが、保険に入った時に送られてきた書類も送付して、事前に何が必要かを加入者に知らせておく必要があります。
私、事前に説明を受けたかどうかを確認する為に加入時の書類をざっと見ましたが、こっそり二行のみで書かれていました。
もちろん、後から来た書類に関してはそれ以上を要求するものです。

必要なら鑑定人が来るとの事ですが
「鑑定人は何を見に来るの?」
「特に見るものはありませんよね」
以上。
私の代わりに必要な項目にデータを書いてくれるらしいですが、はっきり言ってそっちの方が対応も含めて時間がかかるのが目に見えていましたので断り、書類を書きましたよ。
事前に写真を撮って報告書としてまとめていましたから、時間は30分程度で済みましたし。

ただ、私の場合はきっちり報告書を書いた背景があったから楽でしたが、普通の人から見ればこの書類ひつつ取ってもかなりの負担です。
また、時期も遅すぎると言うのも問題です。(幾ら他で忙しいと言ってもです)

富士火災さん。未曾有の震災で範囲が広いと言っても、そういう時に対応する為の会社なんですから、もっと丁寧で迅速に対応した方がいいですよ。
それができないなら、柔軟な対応をするなり方法はあるでしょうに。(被災の有無関係なく上限まで支払うや一定額を支払うなど)