エネルギー対策

 2003年8月の大停電のような電力網の障害を回避するための技術の開発に米エネルギー省が取り組んでいる。たとえばその1つが、消費電力を一時的に抑制できる家電製品だ。電力網上の異常を検知すると、スイッチが切れる仕組みになっている。エネルギー省の関係者によると、こうした家電製品を使うことで新たな発電所を建設する必要がなくなり、消費者にとって数十億ドル規模の料金の節約になるという。

と言う研究開発を米エネルギー省は進めているようです。わかりやすく簡潔に言えば

家電製品ごとに内臓ブレーカーを付けよう

って事です。技術的に可能かどうか―――

異常を検知する仕組み自体が非常に難しいと判断します。まず、どこから情報をえる必要があるかが問題です。
家電一つ一つにテスターを内蔵し、電圧値を測定する方法―――は難しいでしょう。蛸足*1にそういう機能をつけた方が、まだ現実的といえます。

いくつか現実的な案はあるし、内の大学の助教授の研究が非常にこの分野に役に立つものだったので、そっち方面でなら―――統括する制御装置みたいなのが必要ですが、そういうものが必要だと思われ。
具体的に言えば、家庭用電源ケーブルをつかったLAN。メインブレーカーがサーバーで各家電の電流電圧を監視制御する。
LANでなくても、グローバルエリアネットワークで、東京電力あたりをサーバーにする方法。
なんかが頭の中に浮かぶんですよね。
さてさて、どうなることやら。

*1:マルチタップの事