神洲天魔鏡と作家、舞阪先生について

神洲天魔鏡は火魅子伝でおなじみの舞阪先生の作品。
 富士見では二本目のシリーズで、現在火魅子伝と神洲天魔鏡の二本のシリーズを持っていることになります。なんでも、もう一本シリーズを持つとか。
 それぞれの作品のファンとしては、好きな作品の刊行ペースが落ちるので気が気じゃないかもしれませんね。

火魅子伝は古代日本を舞台にした古代和風ファンタジー
神洲天魔鏡は戦国時代を舞台にした中世和風ファンタジーといった所でしょう。
舞台はたぶん関東圏で、織田信長が作中で登場します。
有名な里美八犬伝より数年〜数十年あたりでしょうか。もしかしたら同じ時代かもしれません。

内容は活劇忍者物です。(ちなみに、火魅子伝は戦争物)
かつて栄えた邪馬台国の遺産をめぐって〜〜〜というわけじゃないようで、遺産を巡っています。

作中の視点主人公は3〜5と多いです。場合によっては6になります。視点主人公の数が多いのは、最近の舞阪先生の作風によるものです(旧編火魅子伝の時は3くらいでした)

視点主人公は普通のライトノベルでは1〜2といった所です。
視点主人公が多いため、一冊のボリュームは多いです。
1冊で1つのある程度まとまった話で完結しません。
話の進行速度も鈍足です。