ソフトウェアの時代は終わる方向にあるのか?

終わんないんですけどー―――。

ソフトウェアの動作環境に変化があるんじゃ?ってことです。

従来だとアプリケーションソフトのインストールしますよね。

昔でいえば、一太郎ロータス1-2-3など。
Config.sysを開いて、「Device=EMM386.exe」等記載していたころが懐かしく思われます。

Windows95が出てからは、オフィスなどをHDDにインストールしてエクセルやワードなどをぐりぐり。

画像編集するなら、フォトショップ
図面をかくなら、Auto CAD等をインストールして〜

とまぁ、今でも様々なソフトがインストールされています。
家庭用メーカー品であれば、購入時にいろんなソフトが入ってますが、、、


と言うのが今までの流れ。

それが、今後はどうなるか? というものです。


とはいっても、結論は
「今後のIT業界では、ノンインストールに置き換わっていく」
「ユーザーがインストールする必要があるのは、ブラウザソフトのみとなっていく」
と言う感じじゃないかなと。

アドオンのインストールをブラウザソフトに含めるかどうか?は考え方しだいとなりますが。


というのも、スマートフォン、つまりiPhone系、Android系の製品のシェアが伸びており、業界的にはこれらは無視できない状況になっています。iアプリなんかは、画面が小さかったという点もあって従来のPCとはすみわけが出来ていたのですが、モバイルPC系も含めて住み分ける為の境界線が曖昧になってきています。

アプリなんかも、市場規模が巨大という背景がある為、非常に低価格で提供しても利益が出ると言う状況です。

先に「スマフォつかわねー」という記事を書きましたが、市場規模的には伸びていく分野であると思っております。

スマートフォンは、今後どんどん進化していくでしょう。


で、ソフトウェアというかインストールの話になってくるんですが

アプリケーションを作る側にとってみれば、コードの書き方に差はあっても大きな違いはありません。*1


スマートフォンWindows系のOSやMAC等の歩み寄りにより、プログラマー又は開発言語その物が生き残る為の選択として、OSに依存しない方向で帰結していくんだろうな。
と思うわけです。


となると「完全互換」を期待するか、または「ブラウザアプリケーション」にシフトしていくか、、、

今のところは分かりませんが、どちらか又はどっちかになっていくんじゃないかなと。


で、なぜ「インストール」を最初に出したのか?というと、方向としてはノンインストールになる。
スマートフォンは特に「シンクライアント」に近い形になるんじゃないかな?と予想しています。

というのも、インストールアプリケーションはデスクトップやノートPCとスマートフォンでは基本同じようでそうでないというか………

物によっては違うんですけど、基本はこんな感じかなと。

ノートPCはスマフォとデスクトップの中間みたいなタイプもあるんで、必ずしもこれが正しいとは言えません。

ともかく、データのアクセス速度の問題が、デスクトップ系とスマフォとでは違うと言う物。
「紫矢印」の部分です。

ネットワークの速度も向上してきているので、内蔵のフラッシュメモリにアクセスするよりもネットワーク上のデータにアクセスする方が転送速度が速くなる可能性があります。

ようは、図にあるように、どっちが早いの? ってなるわけです。
ネットワークの方が早いなら、インストールしないと言う選択やネットワークドライブを所持して置き、そこにデータをインストールする等が出来ます。


さらに言えば、下記図のようにシンクライアント型にしてしまえば、スマートフォンの性能に関係なく、高スペック要求のアプリケーションを操作する事が出来るようになる。

欠点はネットワークに繋いでおかなければならない点と、クライアント応答数に対してサーバー側が適切に処理しきれる能力を有しているか?と言う部分ですが、、、

上記の前に下記図のように、処理の一部をサーバーが行うタイプになっていくのかもしれませんね。(MMOとかキャラクターの相対位置関係等の処理はこの系統っぽいですが)

盛大に話が明後日の方向に進んでしまいましたが、気が付いた人は気が付いたでしょう。

はい、そうです。
グラウドコンピューティングですね。


この話題、記事にするには5年ほど遅い物ですw

話題として書いた理由は、今後、この流れは加速していくだろうなと思った為です。

加速すると思った背景は、日本のスパコンが世界一位になったこと*2、ネットワークの無線技術の発達、GigaBitLanの普及状況から、タイミング的に見ても書いて悪い物ではないのかなと。

*1:もちろん、簡単に言えない部分はありますよ

*2:二位と圧倒的な差が理由ではなく、根本的で驚異的な基本性能の向上によるものだった為