地デジ以降による省エネ
資産を管理されている方(公務員)とのある日の一コマ。
柾「地デジになったじゃないですか。当事業所はどうなんですか?」
資「と、いいますと?」
柾「いやね。地デジになるってんで、ブラウン管や地デジに対応していないテレビが大量に発生するわけで、家電リサイクルとして廃棄物として捨てなきゃなんない。そういう話を聞いてないんで」
資「ああ、うちは捨てずに地デジチューナーを買おうって思ってますよ。まだ分かりませんけどね」
柾「チューナーっすか。でも同じくらいの値段で対応液晶テレビ買えるんじゃ?」
資「どうなんでしょうね。買っても、電波が入らないから意味が無いってのもあるので」
柾「地デジのアンテナから線はまだ引いてない所があるんで?」
資「食堂しか対応してないのよ」
柾「なるほど。ならば環境的にお勧めなのは『見ない』だから『買わない』ってのは、どうで?」
資「う〜ん、文句来ないかな?」
柾「来る方が変ですぜ。勤務時間中にテレビなんて見る方がおかしい」
資「でも、昼休みとかはみたいよね」
柾「個人では居るかもしれませんが、そんなことを言い出したらテレビの無い建屋にいる人はどうするんで?」
資「ああ、うん。そう言われれば」
柾「それに、事業者はテレビ毎にNHKの受信料金を払わなければならない。テレビが無ければ支払っている受信料分、経費が浮きますよ」
資「NHKに払わない為にTVを見ないってのはどうなんだろう?」
柾「それはなくした場合の相乗効果ですから。そもそもテレビを見る必要はないでしょ?」
資「でも、宿泊設備はあるんだから必要だよね」
柾「お金取ってないじゃないですか(笑) それに、宿泊設備にはTVが無ければならないという規則でも?」
資「でも、ないのって変じゃない?」
柾「当たり前の様にあるから準備するっていう考え方はやめましょうよ」
資「でも、それだと宿泊者は不便じゃない?」
柾「不便だと思うなら、近くのホテルに泊まればいいんですよ」
資「そうもいかないよね?」
柾「なぜ?」
資「なぜって、それは、、、そういうものでしょ」
柾「理由になってないでしょ。まぁ、借りに必要としても、必要な所のみに限定すればいいでしょ」
資「う〜ん、そうは言ってもねぇ。無理になくす必要なないよね」
柾「殆ど利用しないし、本来必要ってわけでもないのに?」
資「私からは何とも言えないわ」
柾「………(呆れている)」
資「うん、そうしよう。そういう事だから」
おしまい。
他にも公務員を知っていますが、管理系の人はこんな感じで現状維持を基本的な考えとしています。
現場系の人は、また違った感じです。