標準化について

まず、同士名古屋鶏氏に感化されてこのタイトルにしたわけではなく、また、今回はISO絡みではあるが、ISOの話ではない。

という部分を前提においてください。

先日、私は同士黒虎氏のコメント欄にて「リスクマネジメント」という言葉を使用した。

私はわりと、「組織としてどうなのか?」みたいな視点で物を言っています。
審査員閣下に対して物申す文書もしばしば。

そういう中で、私は自らの悪い点に気が付きました。

どの立場、どの視点で書いているんだろうか?

という事です。

ISOの事務部門の職員としての側面で書いていたと思えば、まるで環責の立場でものを書いたと思えば、経営層でもないのに経営層のごとく筆を進める。
そしてそういうのとは関係ない、会社に勤める一職員として、それらと一線を引いた所での視点でもものを書く。

うん、基準が不安定なこの状況は、まさしく標準化されていないと言えましょう。

「ISOはどうあるべきか?」というのは、審査員側の視点
「組織のMSは、どうあるべきか?(リソースの使い方等)」というのは、経営層を含む管理職側の視点
「組織のMSを、どのように運用し改善していくか?」というのは、事務局ではなく環責の視点
「MSを適切に運用するにはどうすればよいか?」というのが、事務局の視点

組織規定や会社によってはばらつきはあるでしょうが、いま、自分の記事を読み返すと、視点のブレが恥ずかしい。


反省