誤認逮捕

ネット掲示板に犯罪予告をして捕まった人たちが、実はウイルスに感染して(?)踏み台にされただけで無罪であった。
真犯人が名乗り出た為、先に逮捕した人たちが冤罪であったことが発覚した。

しかし、逮捕された人達は自供していた。
でも、警察は誤認逮捕を認めて謝罪した。

今話題の流れはこんな感じ?でしょうか。


参考:なりすまし事件、4人の誤認逮捕確定、供述誘導の可能性も
参考:「自供しないと少年院、と言われた」誤認逮捕の大学生
参考:ソフトイーサ、遠隔操作ウイルスによる冤罪を防止する「パケット警察for Windows」緊急公開


電車での痴漢で冤罪になったケースで、結局犯罪者扱いされた人は会社を解雇になった。
また、その人は逆裁判をおこしたが、敗訴したという実情もあります。


これ、面白いのは冤罪確定したのに、逆裁判の場で「お前は痴漢を犯した犯罪者だ」と言ってる点ですね。
凄いですね、裁判官が裁判結果を無視した発言がw

結局、冤罪による名誉棄損に対してきちんとした社会復帰のための支援を行わないのが大きな問題でしょう。


誤認逮捕をなくすのは難しいとは思いますが、今回のようなケースを見るに、前にも「犯罪予告」で捕まった人たちも「実は誤認逮捕で無罪なんじゃないのか?」と疑ってしまいます。
しかし、今回の兼ではあくまでウイルスに感染した人限定になっており、尋問誘導の件やネット犯罪を取り締まることに対する能力不足については非常に消極的、、、というか、その件に関する記事がどうにも見つからない。

これでは、ISO的に言うと「PDCAが回っていない」として審査員閣下から不適合をくらいますよ。
しかもメジャー。

警察さんは、しっかり不適合であることを認識してほしいですねェ。