研究機関に所属する研究員の心理と実態

中規模の研究設備の光熱費(水道・ガス代含む)は、大体1億円を超えちゃいます。
研究都市と銘打つ街の光熱費は、かなりの規模に上るかと思われます。
その町にとって見れば、お得意様で財源が潤うのでどんどん使って欲しいと考えているようですが――――

民間企業なら本気で節水と節電に取り組みますが、国の研究施設でうたっている節水と節電の実態はかなり酷いです。はっきりいって、個人レベルではほとんど浸透していないと認識してかまいません。
研究者というのは子供と一緒です。こちらで環境について協力して欲しいと申し出ても、非協力的です。
「温度設定は春と秋は原則停止でつけても送風です」
問答無用で、暖房にしています。冷房にもしています。
「冷房温度は28℃、暖房の場合は22℃です」
実際の冷房温度は18℃〜22℃。暖房温度は28℃〜30℃。夏の設定と冬の設定温度が逆転します。
「環境に取り組むと、研究時間が減る」
毎日のちょっとした心構えであり、実際には時間はとりません。温度設定のどこに時間をとるのでしょうか?
節水を行う結果、どれほど研究時間が減るのでしょうか?ゴミの分別なんて、周に一回30分もかからないです。
彼らの研究成果が、一日毎に出たりしません。
今まで一つも研究成果を出していない人間が時間について語るのです。笑えないです。
まったく取られないとは言いませんが、環境について協力をした結果、研究がどれほど遅れるのでしょうか?
1年、それとも10年も遅れる?
はっきりいって、その程度の事でそれだけ遅れるような研究は税金の無駄です。
大腸菌入りの水を飲んで死んでしまえと、心の中で想い願い描いています。

ちなみに、もちろん協力的な研究員は存在します。30人に一人くらいの割合で。
でもほとんどが「法律守ってりゃいいじゃん」以上の意識は無いです。
確かに、水や電気をどれほど使用しようが、法律違反にはなりません。
どんなに限りある資源を無駄遣いしても、法律違反にはなりません。

もうなんか、研究グループごとに割り振る予算ですが、光熱費と人件費と研究費と設備維持費は一律してほしいなぁ。
今のように、光熱費と人件費は割り振られる予算とは別計上と言う形はやめてほしいなぁ。