飲酒運転の「飲酒」の定義は?

私はアルコールは基本的に飲まない主義なので(ごく偶に就寝前にワインをコップ1杯(100〜200ml程度)飲む事はある)、別に飲酒運転をする事はないのですが、アルコールチェッカーを購入しようかと考え中。

というのも、飲酒はしないが、飲酒をする人間が周りにいるのが理由です。
先日、飲酒運転で事故を起こし、4人死亡させる事件の判決が出ました。
その判決の中に、飲酒している同僚が車を運転して帰宅するのを止めなかった場合も、飲酒運転幇助に当たると言う感じで処罰されたからです。まぁ、確か事故を起こした車の助手席に乗ってたからだったと思いますが。場所によっては、飲ませた店側も送検されたそうです。

なので、飲酒を行わなくても飲酒で処罰される可能性はあるので、そのあたりをちょっと考えると、所持していてもかまわないかなと判断しました。

そこで、飲酒運転の飲酒の定義について調べてみました。

ウィキペディア

飲酒運転(いんしゅうんてん)とは、血液中にアルコールを含んだ状態(酒を飲んだ状態などが該当)

道路交通法 第65条第1項

何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。(この場合の「車両等」には軽車両(自転車など)も含まれる。)

両者を比べると、「酒気」を帯びてなければアルコールを摂取しても良いのか、酒気を帯びる帯びないに関係なく、アルコール自体を摂取してはならないようにも読める。つまり、どちらか不明というわけである。

「アルコールを摂取してはならない」と言う事が前提になると、アルコール含有量5%未満のジュースも「飲酒運転」に該当することになります。
「規程一以上のアルコール濃度」と言う事が前提になると、飲酒をしても規定値以下であれば「飲酒運転」に該当しないことになります。

倫理で言えば前者なのでしょうが、法律的なことを言えば後者が正しいでしょう。

前者を徹底すれば、アルコールチェッカーは必要はありません。

しかし、後者を基準に考えると、ビール1杯を飲んで反応が基準値以下になる時間などがわかれば、飲酒したとしても、車が運転できるか出来ないか、どの程度で運転できるようになるのかの目安がわかります。

この違いは大きいです。
宴会時間を2時間とし、ビール1杯を最初に飲んだ場合、1時間後にはアルコールが基準値以下になる体質の人なら宴会初期には2杯まで飲めます。2時間かかる人なら1杯。

「宴会で乾杯する1杯目くらいのお酒は OK or No?」つーことです。
やはり、宴会での雰囲気から、最初の一杯はビールで乾杯したほうが空気読んでるよなーと思うわけです。
全員がジュースで乾杯ってのは微妙な空気が流れるもんですよw