電気屋さんの表示義務

別に昨日今日の話題ではないのですが


経済産業省の方からの告知で
エネルギーを消費する機械器具の小売の事業を行う者が取り組むべき措置が告知されています。


これはエネルギーの使用の合理化に関する法律の第86条に関連する法案で、省エネ製品である事、製品の評価レベル、年間の電気代をお客様に提示する義務があるってことになります。


で、先日別件でホーマックというお店に行ったときに冷蔵庫をついでに見ましたが、対応してない。しかも、エコ達成率130%と書いてましたが、その基準となるのは2005年版(JIS)。
以前にも書きましたが、JISの電気代換算の規格はすでに改正されており、その改正基準に則って計測すると、全然達成率が変わってくるのです。消費電力の違いと電気代の違いはデータとして以前の奴に掲載しているので参考にしてみてください。
ここ




まぁ、前の基準の方が客を「騙せる」し、売りやすいのはわかるんですけどね。
最初、指摘してやろうかと思ったんですが、やめました。買うわけではなかったので。


大体の家電製品は対象の範囲に入っているので、告知されている事を消費者の方が把握しており
購入前に「これの評価基準は、最新版の規格ですか? 法律で告知されている内容を守っていますか?」と尋ねたほうが良いと存じます。
もちろん、守っていると答えた場合は、そのこと「一筆書いてもらってよいですか?」と、一筆書いてもらう事を忘れずに置いた方が良いかと。
ちなみに、値切りの交渉カードとしても有効有益かと思われます。