ノートパソコンの利用

まずはじめに、ノートパソコンにおけるWindows7Windows2000の性能差について測定の実施を行う予定でしたが、やめました。
ハード自体の性能は同じであり、OSの違いによる利便性の差について評価出来ない(わけではないのですが、時間がかかる)からです。

一応、内蔵HDD20Gの転送速度を計測した所、Windows7が20GでWindows2000が25Mくらいの差が出ました。
ただ、誤差の範囲と言うというか、駐屯ソフトの差というか。

Windows7の方は試していませんが、HDD(2.5inch)を20Gから160Gに変更した所、HDDの転送速度は40Gまで向上しました。
この状況で、ニコニコ動画やユーチューブをブラウザ上から閲覧した所、特に問題なく再生されましたので、動画がカクカクになるのは、HDDの転送速度の影響だったようです。

となると、HDDの転送速度を向上させれば、もっと快適に使える(体感的にも)のは間違いありません。

ただ、PATAの転送速度の良いSSDは、値段が高いのがネックなのと、Windows2000だとプチフリが気になるだろうと予測しています。
プチフリ改善ソフトやSSD対応のOSであるWindows7をインストールするメリット(そこまで予算をかける必要性含む)が、どうにも見つからないのが現状です。

上記の条件及び理由より、現状のまま改善された形を模索します。

まず、OSのインストールから。
HDDのパーティションですが、OSをインストールするCドライブの容量を極力少なめにします。
(シーク時間を極力減らし、アクセスをディスクの外周ではなく内周に集中させる)
さらにそこから、パーティションを二つ作り、一つは割り当てずに放置(ディスク外周は使用しない)

次に、eSATAPCカードを購入(2000円くらい)し、ノートPCに取り付けます。

今まで使用していたSATAの500GのHDDの転送速度が100M程度です。
ノートPCよりも2.5倍ほどの速度が出ていますので、外付けHDDで使用するのですが、仮想メモリを外付けHDDに指定してやります。
その為、キャッシュ専用にパーティションを作成。私は、キャッシュ用これをZドライブあたりに持ってきて、そこを仮想メモリドライブに指定してやります。
次に、外付けHDDを二つパーティションを作成。
DドライブとEドライブに分け、Dドライブに比較的大きなサイズを保管する形で使用し、Eドライブはそれ以下のサイズのファイルを取り扱う目的で準備。
内蔵HDDの二つ目のパーティションは、バックアップ用とします。


という形で設定しました。
この時の外付けHDDの転送速度は80M程度。
重いアプリケーションや複数同時起動及び同時操作を除いては、ほぼデスクトップと同じくらいか若干遅い感じで使用できるようになりました。