結:地震保険

震災後、2か月して
「やっぱり査定員による現場立会を必要とします」
と言う富士火災からの連絡があった。


「大体片付け終えたけど、いまさら何を見るの?」と言う疑問がありぶつけてみると、
「破損品目が多い為、規定で監査員による現場の確認が必要になります」


規定と言う事で仕方がなく来てもらいました。


まず結果から
「半壊」
だそうです。


この時初めて知りましたが、地震保険の場合、「○○円まで保証」というのは「全壊」の時に支払われる金額で、物品個別に評価してそれぞれに対して支払われるわけではないそうです。
で「半壊」だと○○円の半額。「一部損壊」だと5%、破損だと1%・・・


今回は「家財」で「建屋」は不動産(大家)なので対象の範囲外ですが、、
来られた方が点数付けしていき、最終的には46点くらいになりました。
査定方法は、カテゴリー別に分けられ、そのカテゴリーごとに品目が決まっており、その品目が何点破損したのか?と言う感じで評価していき、最終的に点数を合計する*1方法でした。


内約は覚えている感じで
「食器」「コンロ(IHヒーター含)」「電子レンジ」「TV」「テーブル」「本棚」「花瓶類」「本」「布団」「携帯」「眼鏡」「ステレオコンポ」「DVDプレイヤー」「洗濯機」「衣類」
こんな感じで。


あとCDラックもあった気もしますが、さすがにうろ覚えです。不思議な事に、「照明器具」はありませんでしたなぁ。
困ったことに、品目の物品をもっていなければ当然査定点数には加算されないわけで、、、ゲーム機が対象に入っていませんでした。*2




後は、破損した証拠で残っている部分は写真を撮られて行きました。(建屋のヒビや床の落下後等)
特にトラブルもなくスムーズでしたが、その背景は写真と動画を残してきちんと報告していた事でしょうか。
査定人も事前の報告書で間違いなく半壊になる事は理解されていたようです。


結果として、片付や破損品の被害額以上の保険料が入りましたので、余剰分に関しては不動産(大家)に一部を寄付し(建屋の補修費に充ててもらう)
一部を義援金に充てる予定です。(被災者支援くじと言うやつを買おうかと思いましたが、まだ売ってないんですね。7月の終わりからだそうです)


振り込みに関しては「時間がかかるかもしれない」と言う話でしたが、一週間で振り込まれました。


以上で、地震保険(家財)に関する一連のやり取りは終了したわけです。


火災保険に+1000円程度(アパートの火災保険は二年契約)ですから、入って損はないでしょう。
ただ、今回は震災の規模がすごいからスムーズに出ましたが、本来であれば「被災証明」の発行してもらう必要もありますのでご注意を。


ちなみに監査員の名刺を貰いましたが、別の法人所属で京都から来られていました。
現場の人間の忙しさを垣間見ましたよ、、、、

*1:俗に言うスコアリング評価方式と言うやつでしょうか

*2:パソコンは入ってたような無かったような