感動する? 感動しない?


動物実験に使われていたビーグルたちが生まれて初めて大地を踏みしめる動画と、30年ぶりに太陽の光を浴びたチンパンジーの動画です。
前者は化粧品など様々な商品の実験(化粧品の皮膚アレルギー反応を見る実験など)のために、生きてきたビーグルたち
後者はエイズワクチンを作る実験のために、子どもの頃アフリカのジャングルから連れてこられたチンパンジー

動物愛護団体の活動結果でありますが、純粋に感動しますか?

私の場合、動物実験そのものは否定しません。むしろ肯定します。
というのも、「かわいそう」と言う感情を持ち始めるときりがないからです。
チンパンジーはNGで犬はOKとか、犬はNGでもマウスはOKなど、ダブルススタンダートが発生します。

閉じ込めておく、、、と言う行為についても、なら「家畜はどうするわけ?」という疑問が出てきて、これを否定し始めれば食用に飼育されているすべての動物を飼育している業者も同様に否定しなければ筋が通らなくなります。
今食べている食料にも派生し、ベジタリアンになるという極論になってしまいます。

筋ってのは大抵通し続けた先は極論のような結末ばかりになるわけですが、、、

私はこの映像を見て、「ああ、、団体の偽善とエゴの結果だな」と言うのが感想です。

とはいえ、動物実験についても実験に支障のない範囲で、対象の生命に対して最大限の紳士的配慮はしてほしいと言う気持ちはあるんですけどね。