円高のお話

久し振りに経済についての感想を

円高から円安方向に進んでおり、財務省は「超円安」にビビっておりますが、現状は震災前のレベルに戻ったというだけの話です。
さらに言うなら、ユーロ危機についてある程度めどが立ちそうという期待感もあります。しかし、ユーロ/円でみればまだまだというレベル。

全体的に円安方向ではありますが、市場の傾向を見るとドル/円だけが突出して円安になっているのがわかります。
日本は欧州に対して4兆円規模の支援を検討すると発表した背景もあるでしょう。

要因そのものは複合的なものがありますが大きなところは下記とみています。

1、国内で閉鎖する工場が後を絶たない
2、日本企業の工場海外流出による日本製品の品質と価格の低下
3、日本の借金の桁が一つ増える。

細かい点ではいくつか他にも増税やら雇用率やら失業率やらさまざまなんですが、結局は日本という国の通貨価値が下がってきているのが原因でしょう。
気になる点は日本有数の財閥である三菱グループの入札停止後に一気にきた点です。
円安のタイミングが妙に良いのが気になっており、三菱グループによる海外資本でなんかやったのかな?という気もします。
保険会社の方の動きも気になりますし(保険会社各社のサービス料金が高くなっている)

欧州会議次第な点もあるので、一時的に円安に振れただけのような気もします。結局欧州を何とかしないと投資家が資産を再び円に換えるわけで(苦笑)

正直なところ、今のタイミングで一気に為替介入してもっと円安にしてしまうのが吉なんですが、、、それはそれで、どうにも金の使い方が海外に対しての融資とか支援ばかりに使われて、国内に使用されていないのが気になります。

また、来年度は公共工事が一気に減りますから、中小の工事業者の収入が減るのが確定しており、、、、

う〜ん、明るい話題がない、、、、円を刷ってそれを公共工事に投入するのが良い方法なんですが、、、財務省と日銀は、、、、、