高校無料化制度について

埋もれて公開し忘れていた記事を発見。公開します。
内容的に見て分かる通りですが、かなり前の記事です。

15日のニュースでわかる通り、野田首相がまたやらかしました。

今度から野田首相のことはニダ首相と呼んでやろう。

ガジェット通信も記事を記載しているのですが、記事というよりは相変わらず社説の様です。

この手の議論の論点は人によって違うようですが

1.高校を無料にする必要があるのかどうか?
2.無料の対象をどこまでにするか?
3.財源の確保はどうするのか?

この辺りでしょう。朝鮮学校関係は結局「2」の範囲内と言った所です。

先に結論を言えば、「1」の段階で「不要」という見解です。

この手の議論は環責と喫煙所で良く話をする*1のですが、「高校無料の有無にかかわらず全寮制にするべきである」という意見でまとまっています。
*2理由は、親元から独立させると共に、他人との共同生活を学ばせる為である。というものです。
私的には中学校の段階で親元から離して良いと考えています(週末は帰宅できるで充分)

次に「日本は学校が多すぎる」という点です。
私立を含めて学校が多すぎで、教育というよりは営利に走った私塾と変わらない点と、「塾に通わせるのが一般的になっている」という点も見過ごせません。

1.学校の本来の役割はなんでしょうか?
2.学校に通わせる意味はなんでしょうか?
3.そして何より「一般の教育は家庭教師による通信教育でも十分である」という人たちが存在し、それを良しとしているのは何でそうか?

1〜3に対してそれぞれいろんな意見を見てきましたし、いろんな人とも意見を交換してきました*3

無料化を論ずる前に、まず最初は「学校教育」という位置づけを改めて見直し、そこを改善するのが先で、そもそも「無料化する必要があったのかどうか?」はその次の話です。
少なくとも政治家が掲げたマニフェストを実現させる為という選挙目的及び有権者の財布事情を「教育」の環境に持ち込む時点で「おかしな話」と考えるのが本来のあり方でしょう。

そして「国家として次代の国を背負う国民をどうしたいのか?」を明確にし、そのために必要な「力量」を確保するために「教育」及び「教育に必要な環境」を整えるのが役割でしょう。

次に私が主張するのが、小学校教育の現場で「単位制」の導入するべきである。というのもあります。
これは大学と同じで、必須単位をすべて取得し、選択単位を含めて一定数を得てなければ卒業できないようにする。大学では出席率なんかも必要にしていましたが、個人的には不要で「個人の自主学習」による効果も認め、一定期間毎にテストを実施し、テスト受講は希望性にする。

つまり、年齢に関係なく早期に単位を取得して飛び級するもよし、力量未熟で卒業が遅れるも良し。重要なのは「力量」であって「卒業年齢」ではありません。伸びる子はさっさと次のステップに上がらせてしまい、伸ばせるうちに伸ばしてしまえ。というものです。
今のように「出る杭を打つ」ようなことは必要ありません。
当然授業は自然と「選択」になりますから、同じクラスで一緒に勉強するという機会は従来に比べれば減るでしょう。


以上を踏まえてまとめますと

1.学校数を減らす。
2.中学からは全寮制にする。
3.単位制にする。
4.無料なのは中学までで充分

細かい所はいろいろありますが、無料化による財源の確保は学校数を減らすことで対応。
寮の管理などでお金が必要になりますが、学校数が減れば職員数も減りますので、減った人件費を当てればよい。
学校数を調整することで学校単位の学生数も極端にバランスが悪くなることもないでしょう。

あと、個人的に超お勧めするのが「小学校の段階で原付バイクの免許授業を取り入れ、卒業の段階では免許取得済みにする」「中学校の授業で小型バイクの免許の授業を取り入れ、卒業の段階で免許取得済みにする」この二点。

日本の道路事情及び駐車事情を考えれば、車よりもバイクの方が好ましい点と、早期にバイクの免許を取らせることで、バイクを乗ることと、自転車を乗ることの責任は同じであることを理解させ、自転車の無謀運転も罰則と罰金の対象にしてしまう。
というものです。

これにより「免許を持っていない日本人は、一部を除いていなくなる」わけです。*4

*1:私はたばこは吸いませんが、喫煙所はいろんな部署の人間が集まるので社内の情報収集するのに非常に役に立つし、他の部署の人達とコミュニケーションする場所として飲み会以上に最適な場所

*2:イギリスなんかは全寮制の学校が一般的と聞いていますが

*3:幸い、教育現場の人間とは親交がある為

*4:持っていない一部の人は免許に相当する別の物を持っているでしょう