電子書籍のEPUBファイルについて【考察】
本日は考察でチラシの裏です。(自らの考えをまとめるために文章化したもの)
調べると、EPUBはパッケージされた単一のウェブページのようなもののようで、個人的には「mht」ファイルじゃあかんの?という疑問はありますが、まぁ結局の所は配信元の都合(著作権やら販売目的による閲覧制限やら)なんだろうなと勝手に理解しました。
まず、kobo touchの場合、青空文庫(テキストファイル)に対応していません。
その為、サイトでダウンロードしてきた「txt」をファイルをkoboにぶち込んでも文字化けして使えません。*1
現在、有志の人物による「AozoraEpub3」というファイルが公開されており、このソフトを使用することで「txt⇒青空文庫対応のEPUBファイル」に変換することが可能なようです。
現状、内容について修正状況が激しいので、人柱として報告協力までできない場合でお急ぎでなければ、1カ月から2か月程度待って安定したものを利用した方がよいかもしれません。
EPUBファイルの構造を分解してみると、Webページを保存した形のようなものが出てきます。スタイルシートもあればXMLファイルもありました。
そこから推測するに、「XMHTL」で表現できる範囲であれば、閲覧できる形になるのではないかな?と考慮します。
AozoraEpub3も青空独自のタグをXHTML形式に置換してやってるんじゃないかとみています。
「calibre」を使って青空文庫に対応する場合、ちょっと探してみましたがやはりというか、入力もと情報が「XMHTL」形式が基準だったり、ルビなどを削除したりと中々私の想定する「smoopy」っぽいのは難しい点と、そこそこソフトが使用できないと難しい感じです。
「calibre」のプラグイン機能を使えばうまくいくのかもしれませんが、そこまでの操作を必要とするなら素直にAozoraEpub3使用した方がよさそうな気もします。*2
なので「calibre」でやる方法は半ばあきらめています。(あまり複雑な手順になっても意味がないので)
また、どうにもkobo touchはフォームウェアのバグがたくさんあるのか、使い勝手が今一、、、楽天のサポートも製品の内容をそもそもきちんと理解していない節があります。
商売色を出しすぎてユーザーが電子書籍を購入する前提で作りすぎたためか、肝心の品揃えと製品そのものの品質を二の次にしてしまっている。
個人的には、フォームウェアの方で対応するのではないかな?という目算があります。というのも、青空文庫に対応品だから、それが機器上でなく手動でも同様のサポートは当然だろうという意識からくるものです。
楽天にやる気があれば・・・なんですけどもね。
また、Kobo touchそのものの動作についてですが、どうにもレスポンスの悪さが目立ちます。
考えられる理由としては、内蔵メモリにRAMを使用していないのではないか? 又は動作するために十分な容量を保持していないのではないか? という疑念があります。
楽天レビューを見ると*3、ファイルサイズの大きいデータを読むと顕著に動作が悪くなるとあります。
PCじゃあるまいに、この手の製品の動作メモリ使用量なんてたかが知れてるだろうという、1G乗せろとは言いませんが、128M程度は乗せてほしいという感じです。
首記とは論点が変わりますのでこれ以上は別の機会を持ちたいと思います。
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